為替相場の株価への影響

(お勉強メモ。非常に分かりきったことですが、ちまちま書いていきます)

輸入と輸出

円高になると輸出が多い企業は、競争力が低下するので、不利になります。
逆に輸入が多い企業は、競争力が高くなる(モノが安く買える)ので、有利になります。


円高

  • 輸出の多い企業(自動車、電機など)→株安
  • 輸入の多い企業(石油、商業など)→株高

円安は逆です。

外国人投資家

逆に最近かなりの割合を占めている外国人投資家にとって見ると、
円高は為替差額により、日本株がお得になるので、買い材料になります。


円高

  • 外国時投資家→株高

国際的な企業は、円高や円安の影響のリスクを減らすために、
資産運用?を分散しているようです。


参考


あ、もしかして、
僕の主要売買銘柄のトヨタ(7203)が最近ジリ貧なのは、
円高の影響もあるのかなぁ?自動車だし。
いままで為替相場って全然気にしてなかったなー(おい)。
これから見るようにしよっと。

原油価格の株価への影響

石油は現在の生産、商業活動に欠かせないもので製造原価にもろに跳ね返るので、

原油高→株安

原油価格の変動要因としては、主な産出地の中東の政治情勢が大きくからみますが、
政治情勢となると、アメリカ、イスラム、安全保障がどーこーとか難しい世界に入るので、
とりあえず忘れます。


参考

日経平均(とか)の株価への影響

証券取引所で扱われる株価全体の動きは、個別の銘柄に影響を与えます。
というか、出来高がほとんどない銘柄以外は、ほとんど全体の動きにあわせて動きます
(中には違う動きをする日や銘柄もあります)

特に日経225などに組み込まれた銘柄は、投資信託会社?の売買対象になるので、
日経の動きにあわせて同じように売り買いされます。


株の売買をはじめたことは、「日経平均なんかしらんぺ」
と思ってましたが、マクロの動きには逆らえません。
超短期(デイ)トレードではそれほど影響はない?のかもしれませんが、
短期取引(2、3日〜数週)以上の取引の場合は要チェックでごわす。

NYダウ(とか)の株価への影響

マクロという点では、日本以外の世界の証券市場の価格も重要です。
証券取引所は、日本だけでなく、アメリカ、ロンドンはじめ世界中にありますが、
特に注目されるのが、NYダウとNASDAQです。
なお、NYダウとNASDAQは日本で言うところの日経平均とかJASDAQにあたるものです。


NYダウ
http://www.nomura.co.jp/terms/ta-gyo/nydow.html


NASDAQ
http://www.nomura.co.jp/terms/na-gyo/nasdaq_c.html


NYダウと日経平均のチャートの動きは非常に似ています。
NYダウが上がると日経平均も上がり、NYダウが下がると日経平均も下がります。
なので、NYダウ(やNASDAQ)の動きを見ると、次の日の日経平均の動きもだいたい予測がつきます。


NYダウやNASDAQアメリカの市場なので、日本では夜中の時間帯に取引されます。
ちょうど時間がずれているので、あまり時間のない投資家の人(9時に取引できない人)は、
NYダウが大きな判断材料になります。
(もちろん9時に立ち会える人にも大きな判断材料)


いつの日か24時間取引が可能になると、このあたりのやり方も変わってくるんだろーなー

決算発表(とか)の株価への影響

企業の業績は一番素直な株価の上下要因です。
業績がよい企業の株価は上がり、悪い企業の株価は下がります。
決算発表は、企業業績を見る節目の1つで、決算の内容によって、株価が上下します。


しかし、単に業績がよかったからといって単純に株価が上がるわけではありません。
なぜって、いわゆるよく聞く「織り込み済」というやつです。
「業績がよさそうだ」と思われる銘柄は既に多く買われており、株価が高くなっています。
で、発表があって「やっぱりよかった」というのは「予想どおり」なわけです。


なので、決算がよかったのにもかかわらず、既に割高であった株価が、
利食いの売りで下がることがあります(というかよくあります。というかトラウマあります)。


決算が、予想よりかなりよかった、予想よりかなり悪かったというサプライズがあった場合、株価の上下の要因となります。