ツキの法則
- 作者: 谷岡一郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 1997/07/01
- メディア: 新書
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http://deep.livedoor.biz/archives/9810142.html
でおすすめされていたので読んで見ました。
株投資は資産運用の意味が強く、娯楽としてのギャンブルとは違いますが、
ギャンブルに通じる部分もあり、なかなか興味深く読みました。
大数の法則という統計的な期待値にもとづき、
数々のギャンブル必勝法を論破しています。
- スロットに数万円つっこんだからからって、その後出やすくはなりません
- 競馬の本命は人気が高くなり期待値が下がりやすい
- 一度に何点も賭けるかけ方は、当たりやすいがはずれた時のマイナスが大きいので、長い目ではマイナスです
- 「ツキ」は確率のゆらぎ内です
あと、「ゲームのおもしろさ」のところで、「パチンコ」の優秀さが書かれている。
でもドキドキ感の持続はわかるけど、攻略感ってあんまりない気がする。台選ぶだけ?
あと、「控除率」でパチンコってけっこう期待値高いんだ(控除率3%、期待値97%)と改めて思った。
株におきかえると、手数料と金利(と逆日歩)がこれにあてはまるが、
もし株価自体が全くランダムに上下すると期待値はいかほどになるだろう?
計算してみようと思って、イートレードの金利を確認しようと思ったらサイトメンテナンス中だった。あとで計算してみよ。
(ちなみに株価はランダムで、テクニカルはオカルトだとは私は思ってません。が、これはもうちょっと調べてから書こう)
競馬(25%)、宝くじ(53.6%)ってひどいな。
ばんばんCMしてる予算があったら、せめて控除率5%に押さえるぐらいの努力はしないものだろうか?