麻疹(ハシカ)とでざぱた

http://d.hatena.ne.jp/taichitaichi/20041116#p1
taichiさんがハテナ登場の模様。

デザインパターンはある意味では麻疹みたいなもんじゃないかと思います。

思い起こせば、Javaを覚えたてのころは継承を乱用し、GoF本を読めば(作ってるシステムにとって)意味のないクラスを量産し、作ってる本人はご満悦ですが、保守する人とかどうしてるんだろう、と思う今日このごろなコードもかつては作ってしまった気もします。


ハシカやオタフクカゼの困ったところは、「一度かかっておかない」と抗体ができないところ。
新しい設計技法、言語、ツールを知ると使いたくなるというのは、技術者の真っ当な感情だと思いますが、下手に使うとまわりが被害をこうむりますかも。あと、伝染性がある上に発病期間までに時間があったりすることも。ちゃんとテストして(使ってみて)、これは行けると踏んでから、まずはリスクの少ない部分から適用していきましょうと(予防接種)。

生産性と品質に対して何の寄与もしないどころか、
足を引っ張るだけのフレームワークにハメられた僕は別な何かが見える様になったと思います。

開眼フレームワークですな。。。