エフェクター安値で寄り付かず

IPOで高値で寄り付かないのはよく見るけど、安値で寄り付かないってはじめて見た。構造的な原因としてはこんなもんか。

市場がセントレックスで主幹事がライブドア証券

主幹事のライブドア証券はセントレックス市場をネット取引できない。ライブドア証券の扱い分は、19,500株のうち58%。ただし電話で初値で売りの注文ができるらしく、初値の売り圧力は大きそう。あと、そもそもセントレックスは信用取引できない証券会社がほとんどでバブりにくい。

ストックオプションの売り圧力

来月1万円で行使できるストックオプションが31,800株もあるらしい
http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/ipo5.html#efecter

公募価格が高すぎる

高いか安いかは基準によりけりでしょうが、同業他社の時価総額や臨床試験に入っている薬がないとかの理由で高すぎという声もあり。

その他の誘引として、現在のバイオ銘柄株価の低迷(業績下方修正もあいつぎ直近のプチバブルが弾けたあと)や今日日経平均自体-200円と冷え切った相場だったのが、さらに悪材料として重なったか。IPOは"悪くて公募ちょい割れ、運がいいと2倍3倍"ということで申し込んだ人も多いんでしょうが、無条件に買ってちゃいかんですね(まだ一回も当たったことないけど)。