この世でいちばん大事な「カネ」の話

isbn:4652078404

ふと本屋で目にとまって読んでみた。


この人の漫画ってほとんど読んだことなかったのもあり、前半2/3ぐらいの波乱万丈自伝は面白かった。
後半はあんま面白くなかった。


おカネをテーマにした本てなら、この人、税金ネタとかもっといろんな引出しもってそうだけど、
どうもおカネの本てよりは仕事の本て感じだった。
中高校生におくる私の仕事論みたいな感じだ。
まぁ、仕事とおカネは切っても切り離せないかもしれませんが。


ギャンブルで壮絶にぶっこいたときに
どういう態度を取るかでその人のカッコ良さが決まるってのはそうだなーと思った。
負けたからっていつまでもウジウジしてるのはカッコ良くはない。
壮絶に負けた時こそ、それを笑いにするとか、他人の癒しにしてあげるくらいでないと。
性格的なものもあるでしょうが。


ちょっとムカっとくるのが、
こういう一山当てて、クリエイティブな上にかなり儲かる仕事してる人が、
普通に学校出てか学校中退してでもいいけど、
つまらない上たいして儲からない時間の切り売り仕事してる人に、
現実見ろよとか、下には下がいるだろ
とか言われてもねぇーとか


でも、つぶしはきかないけど頂点はすごいぜ系の人(ロックスターとか野球選手とか?)が
アホみたいにやっぱり夢が大事とか無責任に言うのを聞いてもムカっとくるけど


でも、何もしてないのに斜にかまえてムカっとくるって言ってるやつが
一番ムカっとくるな