デイトレード大学
全般的に面白く読めました。
内容がよくまとまっており参考になります。
日経225先物を主題にしてますが、個別株に置き換えても参考になるでしょう。
デイトレード本なのに、会社の設立方法からはじまるところも面白いです。
あと、株の話以外で、
本を読んでいるとこの著者の方の人間性に若干興味を持ちます(よい意味で)。
随所にプチ自慢を埋め込んでいるのも非常に人間的です。
あと、例え話がうまい。
本物の釣り師は、釣りに行くまでに、天候やどこで釣るかなどを入念に準備を重ねるのだが、
いざ糸を垂れたら「釣れてもよし、釣れなくてもよし」という心境でやる
オリジナルかどうかは分かりませんが、
「ルールを決めて相場中はそれを守る」
のたとえとしていただき。
例え話系では、固い話の中にいきなり「ナウシカ」やら「戦艦大和」やら
が出てくるのミスマッチ気味がいい感じです。
そして、本の最後に
そうだ、国家がやらないなら私がやろう。
本書の執筆理由は若者たちに努力すれば上がれる枠組みを提供しようとするものだ
とまでくるのはすごいです。。。
ちょっと論理は飛びすぎですが、言い切ってていいです。
で、けっこうこの方に興味を持ったのですが、
実際のWebサイトを見ると少しゲンナリです。
数万円のメールマガジンや情報料は必ずしも高いとは思いませんが、
Webサイトにただよう雰囲気は、いただけませんね。。。
本物にしても偽者にしても高額の商品を取り扱うときは、見た目が大事です。
そういう意味で高々数十万のデザイン料をかけないところがちょっとダメっぽい。
