あなたは人を裁けますか?

録画してたの見ました。
2009年、日本で「裁判員制度」がスタートすることがもう「決まっている」らしい。


「裁判」員制度であって「陪審」員制度でないのは、刑の量まで決めるかららしい
(アメリカの陪審員では有罪、無罪までで量刑は裁判官が決める。陪審員制度はイタリアの制度に近いと)


理念的には

現在の裁判の欠点である、「理解しにくい」、「時間がかかりすぎ」(←これはイメージ)という点を、一般市民を含めることで回避し、より一般市民に「説明できる」裁判結果とする

らしい



なお、裁判の対象は「殺人や傷害致死などの重大犯罪」といった、世論の的となるようなものだけらしいです。


http://www.nagoya-ben.or.jp/page/frombars/topics2/159saibanin.html

政府原案においては、殺人や傷害致死などの重大犯罪(死刑または無期の懲役・禁固に当たる罪、法定合議事件で故意に被害者を死亡させた罪)についての裁判が、裁判員制度の対象になるとされています。
 これまでの統計を踏まえた政府の試算によると、対象事件は年間2,800件程度になる見込みです。


なんか、違和感があります。人や組織というのは「既存権限」というのを守る方向に動くものなのに、裁判所?はこの権限を人に託そうとしてる(一部だけですが)ように見えます。なんででしょう?


http://www.nagoya-ben.or.jp/page/frombars/topics2/159saibanin.html
http://www.jrcl.net/web/frame040322m.html
http://www.baisansin.com/mondai.html


あるいは注目されないのが寂しいのか?