パソコン内部の時計は2種類ある

一般的なパソコンの時計には、リアルタイムクロック、システムクロックという2種類の時計があるらしい。リアルタイムの方はバッテリーバックアップでPC消しても消えない時計。精度は荒い。システムクロックはCPUクロックから計算した時計でかなり細かい。電源入れたときにリアルタイムクロックから時間をとって、あとはシステムクロックで時刻を計るらしい。


http://homepage3.nifty.com/anoda/weblog/20051115.html

クロックが2つあり、一つがリアルタイムクロックで、もう一つがシステムクロックだ。リアルタイムクロックは、本体の電源が入っていなくても、動いている時計だ。システムクロックは、CPUの駆動クロックを源振にした時計で、当然ながら、本体の電源が切れている時は動かない。
電源投入時には、リアルタイムクロックから時刻を呼び出し、システムクロックに反映する。その後、電源が入っている間は、システムクロックを使う。

http://www.linux.or.jp/JM/html/util-linux/man8/hwclock.8.html

この時計は一般にハードウェア・クロック、リアルタイム・クロック、RTC、 BIOS クロック、CMOS クロックなどと呼ばれる。 hwclock では「ハードウェア・クロック (原文では Hardware Clock)」を用いる。他の名前は不正確だったり誤解のもとになるからである。
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Linux ではシステム・クロックがすべての基準となる時計である。ハードウェア・クロックの基本的な役割は、システムが動いていない間にも時計を動かしつづけることである。 Linux システムは起動時に一度だけハードウェア・クロックを参照し、システム・クロックを設定する。その後はハードウェア・クロックは用いない。 ISA システムの設計対象であった DOS においては、ハードウェア・クロックがただ一つの実時間時計であることに注意すること。

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・ACPI/APM